レーシングシューズの基本と選び方

F1レーサーだけじゃない!レーシングシューズは車好きのためのアイテムだ。

レーサーのシューズ
TVで見かけるF1レーサーが履いているシューズ。
ソールが薄くて、シャープなデザインがカッコイイ。
それこそが【レーシングシューズ】である。

 

実は普段履きには適していない。
いや、むしろ歩くのに全く適していない。
靴とは言えど、そういうユニークな靴なのである。

 

言わば、車の運転に特化した靴。
ちなみにFIFA公認モデルだとメチャ高い。
でもいつか欲しいと思わせる不思議。
そんなレーシングシューズの魅力に迫りたい。


 

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レーシングシューズサイズの選び方

howtochoice

爪先を合わせる?横幅を合わせる?サイズを選ぶにあたって注意することは?試し履きはした方がいい?そんな疑問にお答えします。

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レーシングシューズが豊富なお店

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レーシングシューズの取扱いが豊富で色々選べるお店はどこ?試し履き、サイズ交換に応じてくれるところはあるの?

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レーシングシューズとドライビングシューズの違い

似たイメージを抱えがちなレーシングシューズとドライビングシューズ。
でも、全くの別物である。まずはそこから始めよう。

 

レーシングシューズ

レーシングシューズ1
車の運転のために設計された靴。
レーシングカーは足下のスペースが限定的なため、
クラッシュ時に足を打ち付けるリスクが高く、
足首の保護のためにハイカットのモデルが多い。
ソールが極端に薄く、足裏にダイレクトに路面の状態が伝わってくる。
そのため繊細なペダル操作が可能というのが最大の特徴。
しかし歩くのには全く適しておらず、ソールがすぐ擦り減るため外履きNG。
国内A級ライセンスを必要とするJAF公認レース等の参加には着用必須。
その際はFIAが定めた基準を満たした靴を履かなければならない。
現行の基準はFIA8856-2000。FIAの公認を受けるには
耐火性があるかどうかが判断基準となっている。
これはもちろんクラッシュ時の出火に備えたものである。

 

タイムアップやスキル向上を本気で考えているレーサーにとっては
安全面以外にも必要不可欠のアイテムだと言えます。

 

ドライビングシューズ

ドライビングシューズ1
踵の後方にまでラバーが回り込んだ靴の総称。
アクセルやブレーキを操る足が安定するように設計された靴で、
耐摩耗性が高いゴムがソールに用いられる。

 

今やファッションアイテムのひとつとして認知されている。
元々はイタリアンブランド トッズが世の中に認知をさせたデザインであり、
運転のしやすさと見た目の優雅さを両立させていたのだが、
昨今ではデザインだけが一人歩きしているような感がある。

 

カートシューズ、サーキットシューズ

カートシューズ1
レーシングカートや走行会、サーキットなどで着用が奨められているモデル。
ソールが薄く、ペダルワークがしやすい点はレーシングシューズと共通。
値段も手ごろなのでレース入門者にぴったりと言える。
しかしながら耐火性はないため、FIA公認レースでは使用できない。

 

※レーシングシューズのうち、FIA公認ではないものをカートシューズと呼ぶこともある。

FIA公認のレーシングシューズについて

FIA8856-2000

 

国内A級ライセンスを必要とする
四輪公認競技に参加する際に着用が義務付けられている装備品。

 

FIAとはFederation Internationale del Automobileの略。
日本語に訳すと国際自動車連盟(こくさいじどうしゃれんめい)。

 

世界各国の自動車団体により構成される非営利の国際機関となっており、
各国に1団体、FIAが公認する統括団体がある。
日本においてはJAF(日本自動車連盟)がFIA公認団体である。

 

現行の安全基準はFIA8856-2000。

 

耐火性の高さが公認の基準となっており、
万が一の事故で火災が起きてもドライバーの安全が
守られるような作りになっています。


一般に売っている普通の靴との違いは?

 

まず、繰り返しになるがレーシングシューズはソールが薄く
歩くのには適してないというのが一般の靴との大きな違いだと言える。

 

レーシングシューズ幅狭
あとは幅が狭めに作られているの点も普通の靴と大きく異なる。
幅広の足型が多い日本人にとってはサイズ選びに困るというデメリットもあるが
アクセル、ブレーキ、クラッチの通称ABCペダルを自在に操るためには
ソールの幅が狭い方が扱いやすいのである。

 

ABCペダル
↑ABCペダル

 

また、ソールの爪先側は繊細なペダルワークを可能にするため
柔らかく指が曲げやすくなっている。
なので、土踏まずあたりからペコっと折れ曲げられる。

 

逆にソールの踵部分はプロテクション機能重視のため
固めに作られているモデルが多い。

 

ソールはデコボコがなく、のっぺりとしたフラットソールになっている。

 

普通の靴、ソールに厚みのある靴の場合、ペダルを踏みかえる際、
引っかかってしまい危うく事故になるところだったという経験をすることになるため、
レーシングカーに乗るならば、やはり運転に適したレーシングシューズに分がある。

 

一般の靴を選ぶ際は歩きやすさが重要なポイントになると思われるが、
ドライビングがしやすいという観点で選ぶレーシングシューズは
サイズの選び方などにも違いがある点は十分注意をしたい。

 

 

 

 

 

 

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